2018年12月7日:友愛セール
友愛セールの朝になりました。其々に手作りのスモックエプロンや、工芸研究所のエプロン等を身に付けて会員が集まりました。9時、総リーダーの元、朝の集まりです。 
写真記録係の私は、朝の集まりのあと、あちこちの友愛セールの様子の判る写真を写して回ります。
大分友の家の前の道から友の家を見て写しました。「友愛セール」の立て看板が立ってここが会場ですと、伝えています。 
食品の出品前検査が始まりました。竹下さんと久保さん、荒木さんが点検をしています。数を数え、焼き具合を見たり、伝票の書き方をみたり、細心の注意がもとめられます。気持良くお客様が手にして下さるようにと願っています。、
玄関ホール正面には友の会の説明コーナーを置きました。友の会創立者の「羽仁もと子著作集」 全巻、婦人之友社発刊の雑誌や案内をおきました。
 
その横には、災害支援係が東日本大震災後に友の会、自由学園、婦人之友社の三団体が一緒になって支援した三陸海岸のわかめや昆布の支援品を並べて説明をしています。この支援がきっかけで生まれた「浜とまちのレシピ」からのお料理を作ってきて今日のお客様に試食もして頂きながら、たくさんの三陸わかめや昆布を買って頂きました。
皆が持ち寄ったお花なども、会員の手であちこちに生けられて、気持の良い会場になりました。 
まだ1時間近く開場まであるのに、早くもお客様が来て下さっています。駐車場係は、大きな札を掲げて、お客様を誘導しています。
各部屋を見て回りました。ここは二階の「余剰品売り場」です。家庭での頂き物などで我が家では使わないものを持ち寄って、必要とされる方に買って頂く。このコーナーの品は、ここ数年減少しています。儀礼的な物のやり取りが社会的に減少してきたことも大きいかと思います。 
二階の託児室は、中古衣料の販売をします。まだきれいだけれど、我が家では着られなくなった服などを、見て頂いて、着てみたいと思われる方に廉価で買って頂く。物の命を最後まで、と思う気持ちで、手入れよくした品を並べています。 
一階の衣制作品売り場です。その中のここは、子ども達に使って遊んでもらいたい布製のおもちゃなどを置いています。会員が考えて手作りした品々です。 
これはそんな中の「指人形バッグ」です。 小さな子どもさんに使ってもらいたい手提げです。ハンカチやチリ紙を入れて持ちます。指人形が並んでいて、このお人形で物語を作ったりして楽しく過ごせるようにと、作っています。
こちらは台所小物を置いています、鍋つかみ、布巾、ミトンなどいろいろあります。 
弁当袋、鍋つかみ、色々な刺繍をしたさらし布巾が並びます。刺繍の図柄で、食器用、食品用と使い分けたり、人気の品です。
 クリスマスカードがたくさん並びました。毎年、楽しみな「手作りクリスマスカード 」です。飛び出すカード、ビックリカードで頂いた人はきっと喜ばれることでしょう。今年は私もやっと一つ、買うことが出来ました。
窓際には鍋帽子がたくさん並びました。いろいろな布で作っています。ご自分の台所を思いながら選んで頂けます。
 ここは「食製品売り場」です。コンコンブル、レモンケーキ、パウンドケーキ、クッキー等、多種類並んでいます。
食の売り場担当の皆さんです。 
同じく食売場担当です。お菓子もいろいろあるので、よく見ておいてお客様の質問にも答えたりします。パンも食パン、バターロール、ティーロール、などなどいろいろあります。 
日頃は会員が共同購入している品物も、お客様にお知らせして提供しています。お菓子の材料、小麦粉、また調理油やお茶など好評です。 
スモックエプロンもたくさん並びました。今年度はスモックエプロンの勉強会がありました、細部に亘るまで見直したり、部分縫いを教えて頂いたり、勉強会の内容が生かされたと思います。 
11時、開場しました。たくさんの方が、其々の目当ての所へ来られて早速、買って下さっています。毎年、クリスマスの贈物に、使って下さるお客様もいらっしゃいます。
喫茶コーナーです。調理室の後方で紅茶を淹れている後藤さんです。
お客様にコーヒーを淹れたり、シフォンケーキをサーブしたりと忙しい小野さんはお声掛けした方々が来て下さったと、一緒に記念写真を写しました。 
 喫茶コーナーは、クリスマスツリーも飾って、寛ろいでいただく場になっています。会場を見まわしたり、お友だちとおしゃべりしたり、また、ご近所の方へも喫茶券をお配りし、日頃お世話になっているお礼をお伝えしてケーキを召しあがって頂いたり、と、今年も、たくさんの人々に守られ支えられた友の会だったと思いました。ありがとうございました。
 
記録:永野